2.3.メモリ
メモリの種類
パソコンでメモリと一口でいっています
が、下記の様な種類があります。
主メモリ基板(RAM)
1)作用での区別
・揮発メモリ
常時電源供給する事でメモリ内容が保持
されるが、電源がなくなると、メモリ内容
も消える。
一般的なメモリ(RAM)として使用される。
・不揮発メモリ
一度書き込むと、電源供給が無くても
メモリ内容が保持される。(ROM、一部のRAM)
BIOSーROM、BIOSーRAM等に使用される。
2)特性の相違
@RAM(ランダムアクセスメモリ)
・DRAM(DDR−SDRAMとラムバスDRAMがある)
一つの記憶を構成する部品がコンデンサ1個と
トランジスタ1個(少ない)であるため、大容量化
が可能。
時間の経過とともにコンデンサが自然放電
する為、定期的にリフレッシュ(プレチャージ)
する必要がある。
また、SRAMに比べてアクセス速度が遅い。
・SRAM
アクセス速度はDRAMより早いが、
一つの記憶を構成する部品の数が
多い(トランジスタ4〜6個)ため、
小型化が難しく、大容量化しにくい。
(キャッシュメモリ、CPUのレジスタなど)
AROM(リードオンリーメモリ)
・マスクROM: 製造時に一度だけ書き込みを行うTYPE。
・PROM : ユーザー側で一度だけ書き込みが行えるTYPE
・EPROM : 書き換える為には、メモリチップに紫外線を照射し、データを消去
した後、再書き込みを行う。