プログラム入門(EXCEL VBA によるプログラムの学習)

C言語他、プログラム言語には様々なものがるが、ここでは「EXCEL VBA」をベースに、共通する初歩的な内容の説明を行う。

Microsft OfficeのEXCELは表計算ソフトとして有名だが、同ソフトには「マクロ作成機能」として簡易のVBAがついている。この機能には、
VBのプログラム作成と、デバック(試行、チェック)機能が備わっている。この機能を利用してプログラムの初歩的な説明をしていく。
なお、EXCELの基本的知識(簡単な関数が使用できる程度)を持っている事を前提とする。(EXCEL バージョンは2003とする

1.EXCELの準備

(未稿の項目は作成していません、項目が変わる可能性があります。ご容赦下さい。
1.EXCEL VBAの準備  

1.1.VBAエディタを開く
1.2.プログラムを記述する
1.3.実行ボタンの作成
1.4.エラー表示(例)




2.変数と型の宣言

2.1.2進法と16進法
2.2.変数宣言
2.3.変数宣言エラー
2.4.配列とユーザ定義関数



3.演算・文字処理

3.1.演算の規則
3.2.条件判断
3.3.文字列




4.演算・文字処理

4.1.分岐
4.2.ループ
4.3.システム  エラー分岐





5.ユーザ関数(未稿)

5.1.関数(Sub)
5.2.関数(Functuin)
5.3.変数の受け渡し
5.4.関数の参照(CALL
)



6.EXCEL VBAmp概要(未稿)

6.1.オブジェクトの階層構造)
6.2.セルの操作
6.3.シートの操作
6.4.ブックの操作
6.5.デバッグツールの概要

 
 7.ユーザフォーム(未稿)

7.1.ユーザフォーム
7.2.ツールボックス
6.3.ボタン
6.4.ラベル
6.5.テキストBOX
6.6.リストボックス
5.7.チェックボックス
5.8.オプションボタン
                     
サンプルプログラム
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1.EXCELの準備。

プログラムの説明に、EXCELのマクロ機能(EXCEL BVA)を使用する。
マクロエディタ(VB Editor)の利用、マクロの起動について簡単に説明する

1.1.VBA エディタを開く

VBAエディタを開く 1)エクセルのメニューバーで、VBエディタを選択する。
 
@EXCELメニューの[ツール]を選択
A[マクロ(M)]を選択
BVisual Basic Editor を選択
CVisual Basicのウインドが開く
2)標準モジュールを追加する。

@[挿入(I)]を選択
A[標準モジュール(M)]を選択

Bプログラム(モジュール)作成ウインドが開く。
 右側の白いウインドにプログラムを記述する。
 このウインドのメニュー、使用方法の説明は
省略する。
(プログラムの説明に使用する機能については
順を追って説明していく。)



1.2.プログラムを記述する
プログラムを書く 1)プロシジャ
 (プログラム)を宣言する
 
@sub test() とキー入力する。

Aリターンキーを押すと
 sub→Subに替わり、数行後に、
 End Sub が追加される。
 各々の意味は左記の通り。

BSub ○○○()〜End Sub までがプロシ
ジャーの最小単位です。
 プログラムはその中に記述する。

Cプロシジャー名は自由に決められる(漢字もOK)

D小文字で入力しても、頭文字を大文字に自動的に替わる。
 ・殆どの予め定義された文字(関数名、変数名)は、大文字に替えてくれるので、
スペルチェックに使える。
 ・小文字で入力して、頭文字が大文字に変わらない時、打ち間違いを疑う。
  (自動で大文字にならない時もあるので、完全ではない・・・)
2)セルへ数字を出力する
  プログラムの記述

@例としてC2のセルに 5 の値を出力する

Aセルの値の指定の方法
 ・Range("○○").Value
   
・○○にセル番号を入力する(例では C2 )
  ・Valueは 値 であることを示す。
   値の他に、セルの色、書式設定などある
(説明は省略)
3)動作を確認する


@実行ボタン(三角印)を押す。





 Aマクロ(プロシジャー)選択ウインドが開く







Bマクロ選択ウインドの[実行]ボタン
を押すと、
  セル C2 に値 5 が記入される。
  (プログラム実行の確認)

 





Cマクロ選択ウインドが消える






4)文字を表示する

@セルC4に文字を表示するプログラムを記述する。
  ””(ダブルクオーテーション)に囲まれた文字列が表対象値。















Aマクロ(プロシジャー)を実行し、結果を確認する。




 
5)セルの内容を読む

「○○=Range("○○").Value」
とする事で、セルの内容を読む事ができる。
 

6)コメントのつけ方


「’」(クオーテーション記号)以降はコメントとなる。

   プロsジャーの説明、変数の説明、処理内容の説明等に使用する。



1.3.実行ボタンの作成
実行ボタン作成 1)フォームメニューを表示する。

 @メニューの無地の部分でマウスを右クリック
  する

 A「フォーム」を選択する

 B「フォーム」メニューバーが表示される

2)コマンドボタンの追加

@メニューバーでコマンドボタンを選択する。


AEXCELシート上でマウスをドラッグ&ドロップし、押しボタンの大きさを決める。

Bマクロ選択ウインドが表示するので、該当マクロ(ここではtest)を選択する。

C[OK]ボタンを押す。

Dボタンの名称を修正する。

Eボタンを有効にする
 ・ボタン以外の所をマウスでクリックする。
 ・編集モードを示す「枠」が消えれば使用可

Fボタンの修正、位置の移動をするには、ボタンの上で、マウスを右クリックする(編集モード)
 になる。
3)ボタンを押してマクロを実行する

@すでに記入されている内容を消す。

Aコマンドボタン[testの起動]を押す。

Bマクロが実行し、動作内容が現れる。



1.4.エラー表示(例)
エラー表示 1)エラーメッセージウインド

プログラムにエラーがあると、エラーメッセージウインドが表示する。

@終了:マクロを終了し、エラーウインドを閉じる

Aデバッグ:マクロを一時中断し、デバッグモードとなる。
 ・エラーウインドは閉じる。
 ・軽微なエラーであれば、その場で修正し、再実行させる。
   修正後、メニューの[継続](三角印)により、停止状態からマクロを再開できる。

Bヘルプ:エラーに関する情報、HELPウインドが表示し、マクロは一時停止状態のままとなる
2)HELPウインド(例)

3)デバッグモード

@エラー行、またはエラーに関係ある行が黄色表示となる。

 A修正し、メニューの[継続](三角印)により、マクロを、再開(継続実行)する。




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